婚活パーティーで「参加回数」を聞くのはNG？その理由とは？
婚活パーティーで「参加回数」を聞くのはNG？その理由とスマートな受け答え例
婚活イベントやパーティーに参加していると、何気ない会話の中で「婚活パーティーは何回くらい参加しているんですか？」という質問をされる場面に出会うことがあります。特に男性から女性に向けてこのような質問が投げかけられることが多いですが、実はこの質問、婚活の場では避けた方が良いとされている“NG質問”のひとつです。
ではなぜ、「婚活パーティーの参加回数を尋ねること」が好ましくないのでしょうか。その理由と、もし聞かれてしまったときの適切な返答例について詳しく解説していきます。
１．なぜ「参加回数を聞くこと」がNGなのか？
1-1. 相手を試している印象を与える
参加回数を聞くというのは、「どれくらい婚活に本気なのか」や「過去にどんな人と出会ってきたのか」など、相手の“婚活歴”を探ろうとする意図がにじみ出てしまうことがあります。そのため、「ジャッジされている」「値踏みされている」と感じる方も少なくありません。
特に女性は、真剣に婚活しているからこそ繰り返し参加している場合もあり、それを“回数が多い＝売れ残り”などと誤解されるのでは？と不安を抱くこともあるのです。
1-2. 初対面で踏み込みすぎる話題になる
婚活パーティーは、初対面同士が限られた時間でお互いの第一印象をつかむ場です。その中で、プライベートに踏み込みすぎた話題は相手にとって「デリカシーがない」と感じさせてしまうリスクがあります。
参加回数は、いわば婚活歴や恋愛経験に関わる話題。初対面の相手にいきなりそれを聞かれると、警戒心を持たれたり、心の距離を縮めるどころか広げてしまうこともあります。
1-3. 返答に困らせてしまう可能性がある
もし相手が「実は10回以上参加しています」と正直に答えた場合、それをどう受け止めるかは相手次第です。中には「なんでそんなに参加しているの？」と心の中でネガティブに捉える方もいるかもしれません。
逆に「今日が初めてなんです」と答えた場合でも、「本当かな？」と疑われたり、逆に初心者として扱われてしまうリスクもあります。つまり、どんな答え方をしても受け止め方に個人差があり、リスクが大きい質問なのです。
２．なぜ多くの人が聞いてしまうのか？
この質問は、決して悪気があって聞いているわけではなく、会話のネタに困ったときや、相手の様子を探ろうとするあまり、つい聞いてしまうという方も多いです。しかし、「自分がどのくらい経験があるか」や「場慣れしているか」を判断したい気持ちが、相手には不快に映ることがあるという意識を持つことが大切です。
３．代わりにどんな質問をすればよいか？
●「今日の会場、初めて来ました？」
→相手がこの会場に詳しいかを聞く形にすれば、プレッシャーの少ない聞き方になります。
●「こういう雰囲気のイベント、どうですか？リラックスできますか？」
→イベント全体の雰囲気について尋ねることで自然な会話になります。
●「週末はどんなふうに過ごすことが多いですか？」
→休日の過ごし方を聞くことで、その人の価値観や生活リズムが見えます。
このように、相手の気持ちや人柄に寄り添う質問の方が、関係性を深めやすくなります。
４．もし聞かれてしまったら？スマートな答え方例
では、もし実際に「婚活パーティー、何回くらい参加されてますか？」と聞かれてしまったら、どう答えるのが適切なのでしょうか。嘘をつく必要はありませんが、以下のように会話の流れを変えるような受け答えが理想的です。
■回答例１（初参加の場合）
「実は今日が初めてで、けっこうドキドキしてるんです（笑）。でも、こうしてお話できて少し安心しました！」
→初参加であることを素直に伝えつつ、相手との会話が心地よいと感じていることも伝えられます。
■回答例２（数回参加している場合）
「何回か参加していますが、その時々で雰囲気が違って面白いですよ。今日はどんな方とお話できるか楽しみにしていました」
→参加経験を軽く伝えつつ、現在の出会いにフォーカスすることで、過去の話ではなく“今”の会話を大切にしている印象を与えられます。
■回答例３（回数をぼかす）
「具体的に何回とかは覚えていないんですが、自分に合った出会い方を探しているところです。今日はいいご縁があるといいなと思ってます」
→参加回数には答えずに、前向きな気持ちを表現することで、印象も柔らかくなります。
５．まとめ
婚活パーティーでの「参加回数」に関する質問は、相手の過去に土足で踏み込むような印象を与えかねず、無用な不安やプレッシャーを引き起こすことがあります。婚活の場では、相手の過去よりも「今の時間をどう楽しく過ごせるか」が何よりも大切です。
聞く側としては、踏み込んだ話題よりも“共感”や“自然な関心”を大事にした質問を心がけ、聞かれた側としては、必要以上に答えを重く受け止めず、会話を前向きに切り替えるような対応をしていきましょう。
出会いの場では、言葉選びひとつで印象が大きく変わります。お互いに思いやりのある会話を心がけて、素敵なご縁につなげていきたいですね。
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